教育

KIDS2

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「2と1をあわせていくつ」は『KIDSスペシャル』で「2+1」の合併へ拡張される。

この段階は合併の意味を一般化することが目的なので式を書かせる必要はない。

計数ソロバンを使用すると、「数え上げ(左から数える)」から「数え足し」へ発展できる。

やがて「数え足し」から「数観念」へ調節できるようになる。(計算の方略の順序)

 

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算数スペシャル5年上

8月20日『算数スペシャル5年上』を発売します。

新・学習指導要領に準拠しています。

宜しくお願いします。

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SSKCLUBオンライン講習会のお知らせ

日 時  7月16日(木) 午前10時(40分)

テーマ  『ABACUS1B』後半

講 師  伊藤さとる(SSKCLUB会長)

参加費  無料

★SSKCLUBの会員に登録すれば、オンライン講習会が無料で受講できます。

★お問い合わせ先 sskclub55@gmail.com

Abacus1b

 

 

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新・クリアファイル

「新・クリアファイル」ができました。(本部講習会に参加される先生に1枚配付します。)

【注文方法】

各県の本部講習会において、注文(1セット25枚)をして頂き、後日レターパックで発送します。

宜しくお願いします。

※吉見出版では販売していません。

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分かるとはなんだ。

計算ができる(処理)ことと、わかる(解く)ことは根本的に違う。

珠算は計算処理して答えを出せばOKだが、算数の場合、計算のプロセスを考え、何通りかの算法を使って答えを解くことに重きを置いている。(算数も最後は筆算でまとめられる。)

例えば、わり算の場合、12÷4は、珠算も算数も同じ展開で計算するが、13÷4の「あまりのあるわり算」は除外されているので、2学年以下の児童は、わり算は「わりきれる」と思い込んでいる。

ところが、SSKCLUBで学習している児童は、統合的に「あまりのあるわり算」を学習するので、13÷4、14÷4、15÷4と16÷4は、計算をしなくても判断ができるようになる。

このように、しっかりした計算をしたり、検証したりしなくても「何となくわかる」という能力を「ヒューリスティック」と言い、算数では類推したり、問題解決する時に用いられる。

珠算=計算だけでなく、数学を取り入れた学習をすることで、頭に栄養が与えられ、知識が調節できるようになる。

これからの社会は、計算処理が速い人間より、創造的な能力が高い人間の方が必要とされるのだ。

 

 

 

 

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算数スペシャル5年下

2020年に向けて『算数スペシャル5年下』を制作中。(現在P13)

今日から単元「割合」だが、元はSSKCLUBで学習している『割合』をアレンジすることになる。

会員には非常に教えやすいと内容となるのでご期待下さい。

2020年から指導要領が変わるが、5年生は「分数の乗除」が6年生へ、「速さ」が6年生から5年生に移行される。(※他の単元は殆ど変らない)

珠算教育といえども、今は当たり前のように算数を含めて指導しなければならない。これは「平成」より「令和」の方がもっと加速してくる。

「人間はどこから来て、どこへ行くのか」、これは珠算教育も同じである。ただし、人間より確実に早く答えが分かるので生きている間に見たいものである。

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仕合わせの原理

人間は悩みがあると不自由になる。

それは、教えることも同じだ。

指導者に悩みがあれば子ども悩む。

★「感じて而る(しかる)後に応じ 追われて而る後に動き 已(や)むを得ずして而る後に起ち 知と故を去りて天の理に循う(したがう)」(荘子)

他からの働きかけを受けてそれに応じ、迫られて動き、已むを得ない状況になって起ち上がる。

無理に子どもに強制して学習させたり、他と比較をして能力の物差で測ってはいけない。
こざかしい知恵や意思を捨てて、ただ自然の理に従う。

指導に悩んでいるならば、その原因を探し認めることである。

それは「学ぶ」ことである。

つまり、学ぶとは「仕合わせ」の原理なのである。

 

 

 

 


 

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『算数スペシャル5年上』

『算数スペシャル5年上』最終検査を開始します。

2020年から『学習指導要領』が変わり、5学年の「分数の乗除」は6学年へ移行され、逆に『速さ』は6学年から移行してきます。

これから10年間、『学習指導要領』は変わらないので、『5年生下』も含めて心して作成します。

『算数スペシャル5年上』の発売は2020年5月~6月の予定です。

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熟達者

熟達者には、定型的熟達者、適応的熟達者、創造的熟達者がいる。一般的なそろばんの先生は定型的熟達者をさす。

適応的熟達者は、状況に応じて知識や技能を柔軟的に組立て、新たな学習法を発明する者である。

例えば、九九は覚えているのにも関わらず、意味を見出すことができず、「かけ算拒否」をする子がいる。(※九九とかけ算は根本的に異なる)

こういう場合、先生が頭ごなしに「覚えろ」「よく考えろ」と言わず、子どもに気づかせる教材を提供する等、工夫して指導することが大切である。

思考の向上は、問題解決できるような教材でなければ、「絵空事」で終わるのが落ちである。

適応的熟達者は、深層構造まで考えて知識を使いこなせるので、低いレベルの児童に合わせて、自分の知識(思考プロセス)を理解できるように伝えることができる。

SSKCLUBは、適応的熟達者のプロ集団なので、安心して子どもを任せられるということである。

【算数スペシャル2年下P23】

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定量的に捉える

今、『ドリル6&7』を改訂中ですが、先生方に伝えたいことがあります。

『ABACUS6』の乗算(2桁×2桁)は、とても難しいと思っていませんか?

「特にP17以降!」

これは誤答が多いから難しいと判断していませんか?(感覚で判断!)

そこで、2桁×2桁の4パターンの作問を数値(確率)に表してみると、難しさの要因が見えてきます。これを※定量的な捉え方といいます。

※何かの性質を数字にして、その数字をモノサシの上に置くこと。

2桁×2桁は、九九の積、分子積、部分積が複雑に絡み合っています。更に乗加位置が九九の積によって異なります。そこで、九九と分子積(パターン4)を一度バラバラにして、頻度と誤答の確率をデーター化すると、「どのパターンの組み合わせが難しいのか」が分析できます。

たくさん練習をしなくても、数理的に原理・原則が理解できれば、乗加法則は意味記憶として保持でき、適応的熟達者になれるのです。

「珠算を定量的に捉える」とは、「むりなく・かくじつに」計算が習得できるということです。

「お分かり頂けたでしょうか?」

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