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2019年3月10日 (日)

定量的に捉える

今、『ドリル6&7』を改訂中ですが、先生方に伝えたいことがあります。

『ABACUS6』の乗算(2桁×2桁)は、とても難しいと思っていませんか?

「特にP17以降!」

これは誤答が多いから難しいと判断していませんか?(感覚で判断!)

そこで、2桁×2桁の4パターンの作問を数値(確率)に表してみると、難しさの要因が見えてきます。これを※定量的な捉え方といいます。

※何かの性質を数字にして、その数字をモノサシの上に置くこと。

2桁×2桁は、九九の積、分子積、部分積が複雑に絡み合っています。更に乗加位置が九九の積によって異なります。そこで、九九と分子積(パターン4)を一度バラバラにして、頻度と誤答の確率をデーター化すると、「どのパターンの組み合わせが難しいのか」が分析できます。

たくさん練習をしなくても、数理的に原理・原則が理解できれば、乗加法則は意味記憶として保持でき、適応的熟達者になれるのです。

「珠算を定量的に捉える」とは、「むりなく・かくじつに」計算が習得できるということです。

「お分かり頂けたでしょうか?」

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コメント

sskclubに入会させて頂く前は、子供達が最初に躓くところがかけ算の2桁×2桁でした。
講習会に参加させて頂き学ぶことにより「定量的に捉える」ことが出来るようになりました。お蔭様で計算のしくみが理解出来るように成長してくれたのかなと思います。今後共にご指導よろしくお願い致します。

投稿: 椿 静子 | 2019年3月14日 (木) 19時35分

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