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全国学力テスト

 全国学力テスト結果分析

(中日新聞 8月1日掲載)

文部科学省は7月31日、小学6年生と中学3年生の全員を対象に、4月に実施した2018年度全国学力テストの結果を公表した。

【小学算数】

平均正答率A問題63.7%、B問題51.7

A問題では、120.8で割る式を示し、この式で答えが求められる内容を複数選ぶ設問で、正しい二つを選んだのは40.1%。12mのリボンを分割する選択肢は選べているが、0.8L12m塗ることができるペンキが1Lたりでは何m塗れるかとういう単位量を聞く選択肢が選べていなかった。

小数の乗除の意味や計算や、日常生活の事象について数量を関連付けて説明する問題を苦手としている。

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【コメント】

清水美憲(筑波大学教授)

算数の基盤になる概念に関わる弱点が解消されていない。知識・技能中心の指導で、本質に迫れていない可能性がある。基礎と応用を分断するのではなく、場面が示す文脈の中で、知識を活用していくといった指導の見直しが必要である。

 

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