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2017年8月

全国学力テスト

文部科学省が28日に全国学力テストの結果報告を公表した。

【8月29日(火曜日) 中日新聞掲載】

今回から公表対象となった政令指定都市の名古屋市は全国平均と比べ、小学生の国語A、B、算数Aで下回り、中学生数学A、Bは上回った。

市教委によると、非公表だった前回までとほぼ同じ傾向。河村たかし市長は28日の定例会見で「子どもと学校に順列をつけるのを、行政がやる必要はない」と述べた。

学力テストには「競争をあおり、正しい学力の評価につながっていない」などとして見直しを求める声が根強い。文科省に中止を求めたことがある愛知県内の元小学校教諭は「平均正答率は、練習させれば上がる。授業で習わない難問は子どもの意欲を低下させ、新学期で多忙な教員の負担も大きい」と話した。

写真は昭和10年の『小学1年算術書』と現在の教科書であるが、今も80年前と同じような内容を教えているので、学力の向上を望むこと事態おかしい。歴史的みれば、子どもの学力が一番高かったのは昭和40年頃である。

今の子どもは、昔より学習意欲(真面目さ)も低下しているので、格差が開くのは当たり前であろう。

珠算教育も昔と変わらない指導方法が蔓延しているので、算数と同様に改革、発展は難しい。むしろ十年後に消えていく産業にどっぷ浸かっているような気もする。

教育は文化と共存して成り立つので、伝統ある珠算文化を教育的に捉えることはある意味自然なことである。

SSKCLUBが算数の学力UPに繋がっている一番の要因は、既成教育に依存していないことである。

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KIDSスペシャル

8月29日(火)『KIDSスペシャル』改訂版が発売されます。現在発売している内容を書き換えたので、是非とも改訂版を購入して頂きたいと思います。(旧版は完売しています)

先生方により良いものを提供できるよう、本年度から『テキスト』と『解説&解答書』は、改訂時にそろばんの図等も含め大幅に修正しております。

今後とも宜しくお願いします。

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算数スペシャル4年

盆休みが終わったら、吉見出版から『解説&解答書』と『算数スペシャル』の校正が飛び込んできた。自然に仕事モードにしてくれるので正直ありがたい。

また、今日は『算数スペシャル4年上下』の表紙のイラスト(初版ゲラ)が届いた。

4年からは表紙を飾る子どもたちが大きくなり、比例して内容も難しくなってきたので、制作も頭を抱える日々が増してきた。

「毎日一歩ずつ進めば何とかなるものだ」と思っているので、あまり先のことを考えないようにしている。

来月は『算数スペシャル3年下』が発売予定なので、漸く半分が終わったことになる。

肩の荷がだんだん降りてきた気分だ。

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会報発送

本日、会報48号を発送しました。

講習会で学んで会報からも学ぶ。または授業で学ぶ。
人が何かを「わかった!」と思えるのは、物事の原理を概念的に理解出来た時である。
概念の理解=哲学と定義すると、哲学を実践すればするほど、ものごとを早く理解できるようになるということだ。


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ゴジラ展

今日はオフで、ゴジラ展(名古屋市博物館)へ来ています。少年時代に観たゴジラは親父より恐ろしく、エピソード記憶として残っています。
ミニチュア群は今より娯楽映画の価値を高めているアイテムだと思いました。

ゴジラ対モスラ(1964年作 名古屋破壊)
ゴジラが名古屋城を破壊するシーンは、撮影中に城を壊してしまったが、編集で処理したらしい。
名古屋の都心に現れたゴジラは、名古屋城の南東方向に位置するテレビ塔も倒壊している。


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添削

「嘘も100回言えば真実になる」(ヨーゼフ・ゲッベルス)という言葉があるが、これは繰り返し同じことを耳にすることでその内容にある種の親しみのようなものを抱く「単純接触効果」である。これは政治の世界では存在するかもしれないが、教育では嘘が真実になることは100%ない。

生徒のレベルUPは先生のレベルUPでもある。

真実を追求して地道に学ぶこと以外に成果は上がらないのだ。

昨日、「広島本部講習会」のレポート(プロジェクト)の原稿が届いたのでこれから添削です。

添削も楽しい!

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会報48号

会報48号が完成しました。
制作や校正に携わって頂いた3名の先生には心から感謝致します。
心ある行動は必ず成長します。
会報のようにコツコツ積み上げて行く仕事は、好きだから行動するのではなく、行動するから好きになって行くのである。
今後とも宜しくお願いします。

「一つのことに打ち込む行動傾向を持ち、これが日常生活にも練習にも示され、他の人よりも少しでも多く練習しようとする態度があり、自己に対してきわめてきびしい。これも初めから面白くて何かに打ち込んでいくというより、やっているうちに面白くなって打ち込むようになる、ということであろう。まず何かをやらねば打ち込むものも出てこない。何かをやっているうちに、そのことに打ち込むようになっていくのである。何かをやっているうちに興味がさらに湧いてきたり、興味の焦点が変ってきたりする。」
(加藤諦三 行動できない人の心理学 )


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数観念

「記憶」は実体のない幻想のようなものだが、執着することで固まり、それが「観念」を形成する。
これを数にあてはめると、数は具体物から抽象された幻想のようなもので、学習を繰り返すことで記憶され数観念として形成されるということである。
観念はいろいろな知識が集まって潜在記憶され、新しい顕在記憶と混ざって思考が働くようになる。
つまりKIDSで使う計数そろばん、チップは数観念形成には重要なアイテムとなるのだ。
これがやがて合成分解の時、知識として使われて、計算が円滑に理解できるようになる。
珠算は計算が速くできればOKという考えがあるが、観念を使わなければ賢くなることはない。

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知識

知識は構成されるだけでなく、伝達されるものでもある。

塾で良い先生に出会うことは、沢山の知識を伝達されることになる。ただし、伝達したら子どもが必ずしも摂取してくれるとは限らないが、伝達しなければ知識が獲得される可能性はゼロなのでもっとダメである。

指導の難しさは、知識を上手く行動させる(学習心理)ところにあるが、子どもの意欲の衰え、能動性の低下は、不幸にも行動の妨げになっていることは周知の通りである。

このような学習観の向上を図るために、行きつくところは伝統的な教え込みや学習の管理に辿りつくのが現実である。つまり、指導者と学習者の堂々巡りが共同体となって成果の上がらないまま進んで行く。

自分は何をしたいのか、自分は何者なのかをしっかり再認して、土台から立て直した方が解決の道は早いと思う。

指導に迷うならSSKCLUBの門を叩く。それが重要なのだ!

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星の王子さま

フランスの作家、アントワーヌ・サン=テグジュペリの小説「星の王子さま」は、1943年4月6日に出版された。

70年に渡って世界中の子供や大人を魅了し、250以上の言語・方言に訳されてきた「星の王子さま」は、たくさんの人生の教訓が書かれた本でもある。

その中で語られている人生の教訓を紹介する。

大人になっても、クレイジーさと独創性を失わないようにしよう。大人は、数字や現実的な考えを好む。だけど、見えないものを見ようとはしない。そして自分を解放することや、独創的な考えも忘れてしまう。好奇心を失うと、人間は受け身になってしまう。

独創性の豊かな人は、星の王子さまによく似ている。空想にふけり、新しい経験を求め、確信をついた質問をする人だ。

SSKCLUBで教えていると、王子さまに似ている子どもは沢山いるが、親が成績に拘り過ぎて芽を摘んでしまうことがある。これは非常に勿体ないことである。

特にSSKCLUBは問題解決ができる内容なので学年にとらわれず学力がついてくる。

教育は長いスパンで見ることが出来ないとダメだが、指導者もそれに気づいて学ばないとアウトになることを心得よ。

心で物事は見るのだ‼️

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継続は力なり

ブログも定期的に書いていると習慣になってくる。これはある意味、目標設定にもなる。自分の意見を言ったり、自分の立場を理解していることを「コミットメント」というが、人間は一度コミットメントすると、それに見合った行動をとるようになる。これを社会心理学的には、「一貫性の法則」として知られている。一貫した行動をとればとるほどその欲求が高まり、同時に社会において高い立場に置かれるようになる。
教材、講演、授業と三つの仕事は同時に継続しているが、それは人というより人間としてのモラルだと認識している。
今日はまだ講習会の疲れが残っているが、仕事をすれば治るので恵まれた環境に感謝です。

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長野県スペシャル学習会

本日、長野県スペシャル学習会が無事終わった。
今回はKIDS2~5とKIDSスペシャルと5冊の講習だったが、なんとか4時間ぴったりで終わることができた。
受講態度がいつも素晴らしいので、これは校長が徹底した教育理念を教え込んでいるからだと感心させられる。
学ぶことは真似ることから始まるが、挫折も味あわないと、一皮剥けた指導は身につかない。とにかく諦めず学び続けましょう。
ご苦労様でした。

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小布施

北斎館
極めた人間は生きざまも凄い‼️
画狂老人卍 これは北斎のペンネーム

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奈良井宿

明日の長野スペシャル学習に備え、今日から長野入り、中山道奈良井宿へ立ち寄りました。
夏らしい空が綺麗でしょう‼️

中山道の表記は新井白石(徳川家宣 ー徳川家継)が山の中を通る道ということで、1716年に中仙道を中山道に変更させた。

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会員名簿

今日は会員名簿の印刷と製本
もうすぐ数遊びが始まるので、その前に一仕事

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算数スペシャル3年下校正

『算数スペシャル3年下』の校正もいよいよ最終段階になりました。

テキストの倍のページ数があるので校正も大変ですが、もうひと頑張りです。

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会報48号

『会報48号』が完成した。

今日から印刷を開始してなるべく早めにお手元に配付できるようにします。

今回も内容が充実していますのでご期待下さい。

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パズル2

『パズル2』が完成!

在庫が無くなり次第、ニューバージョンに替わります。

連日、『SSKCLUBテキスト』、『算数スペシャル』の校正に追われていますが、

目標があると、人間は頑張れるものですね。

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