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9歳の壁

学業の不振は、9歳頃から始まると言われている。いわゆる「9歳の壁」だ!

算数では3年生から小数、分数という抽象的な単元が一気に増える。これが不振の大きな要因であることは紛れもない事実である。

小数は十進構造をもっているので、ソロバンを使えばかなりの成果があるのに一般的に珠算塾では小数の意味や構造は教えない。

小数が「分かる」ということは、小数計算が「できる」に繋がる。この知識を使えば、分数の包摂が楽に行われる。(表象書き換え理論)

われわれは、「子どもを賢くする」ことを目標にして教授しなければならない。小数を教えないということは、ある意味、教育放棄とも問われる。

日曜日(1月17日)に行われた、愛知県本部講習会は、「発達心理」と「分数」を4時間講話した。これは珠算の枠を超えた内容と捉えて欲しい。

次に2年生~6年生の「算数の遅滞の割合」を記載する。

このデーターから、4年生以降に1~2年の遅れを生じる児童が1割いることが分かる。

★ 算数の遅滞

2年生3.9%  3年生4.7%  4年生10.5%  5年生13.1%  6年生16.9%

※ 出典:天野 清  黒須俊夫(1992) 「小学生の国語・算数の学力」

珠算教育といえども、指導者は「下学上達」が重要であることを忘れず授業に取り組んで欲しいものである。

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