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2015年6月

茨城県本部講習会

今期最後の茨城県本部講習会が無事終わった。

毎年、20本近い講習をしているが、1年間無事に終わったことは何よりである。これも先生方の講習会に対する熱い思いがあるので続けられるのである。

今回の講習会は、『メートルものがたり』『時計』『小数1』と、全て連続量の内容となった。

分離量と連続量の大きな違いは計数と測定であるが、もっと掘り下げると、分離量は「1~10」、連続量は「0~9」までの数を基に展開していく点である。

連続量は0~1の間に数値(大きさ)が存在するが、分離量にはそれがないということである。

コンピュータも、0と1の2つの数字を使って表記する2進法なので、0は非常に重要となる。

(2進法→1.2・4・8・16・32・・・を使って表記)

したがって、分離量の学習段階で、「0の意味」「数直線の0」等を学習することは、連続量にも繋がるので、改めて『メートルものがたり』は効果的なテキストとなる。

また、時計については、この世の中が「デジタル化」したとはいえ、腕時計はアナログが主流である。

つまり、時刻は0から、時間は中間の数値を計測することができなければ、時計は活用はできないのである。

このように考えると、そろばん塾で教えている整数(分離量)だけでは、児童の算数学力の向上は期待できないということになる。

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アモーダル補完

「そろばんの五珠は1個で5です」と言われても、幼児・1年生には視覚表象が優先するので、五珠はやっぱり1と認識する。

確かに訓練をすれば5と読めるようになるが、それは読めたに過ぎない。むしろ問題なのは合成分解で5を構成的に処理ができるかどうかである。

つまり、5と読めても合成分解がスムーズに理解できなけば、五珠を認識したとは言えないのである。

そこで、計数そろばんを使って学習(KIDS)した後、写真のように紙を貼って「いくつ?」と質問をした時、幼児は瞬時に「8」と答えられる。(未学習は100%できない)

これは計数そろばんで学習した後に起きる「アモーダル補完」が働き、見えないモノが見えるようになるからである。

このような児童は、数観念もしっかり理解しているので指を使って補数を答えることもないのだ。

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