指導力向上あるのみ!
日曜日に「長崎県本部講習会」が開催され、無事に終わった。先週は台風19号が来ていたこともあり、今回の快晴は嬉しさが倍増した。
さて、今回の講習で江戸時代の日本の「識字率」ついて少し講話した。当時は鎖国をしていた関係で、文化や学問は日本のオリジナルとして発展した。その中でも、「歌舞伎」「浮世絵」「和算」は代表的なものであった。
義務教育が確立していなかった当時、寺子屋で教えた数々の学問は、明治維新を迎えた後に、世界一であったことが証明されたらしい。当然、そろばん教育もレベルの高いものであったと予測できる。
したがって、現代の珠算教育の低迷を考えると、やはり指導者の育成と、教育方針を変えることは重要である。
その中でも特に、今回の「わり算」は、思考的な要素が高い計算であるので、尚更、指導力が問われることになる。
つまり、指導はアナログ的な思考で捉えて、子どもの能力を引き出さないとアウトということである。
一例を挙げるなら、コインの表ばかりを見ないで、絶えず表裏一体を意識し先の見通しを予測しながら指導することである。
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