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個性

『KIDS』の中で、「りんご・ぶどう・みかん・・・」を果物、「なす・玉ねぎ・大根」・・・を野菜と分類する学習がある。

りんご・ぶどう・みかんは、「木のもの」(原始日本語)だから同じ仲間となるが、りんごにもいろんな種類があるので、ひとことにりんごと言っても、1個1個は全て異なるものである。

つまり、逆な見方をすると、1個1個違うものが、要素を抽象し、分類が成立している。このように、個は独立して捉えることも重要である。人間も大人・子供・男・女と分類しても、元は一人の人間として捉えなければ、人間の尊厳は保たれない。

したがって、子供一人ひとりが違っているのは、むしろ自然なのだ。それを変わっていると見るのは、カテゴリーの意識が強く働くからである。人と違っているならば、それを「個性」と捉えることが、今の時代では非常に大切なのではないだろうか。

自分もよく人から変人と言われるが、これは「個性」だと認識してほしい。

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