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合理性

「そろばんを習うと暗算力が養われる」と言われているが、これは、そろばんを使って正しい計算(行為)が、技術的に万全であれば、間違いなく素晴らしい結果が誰にでも得られることである。

しかし、「教える」ということについては、必ずしもよい結果が出るとは限らない。むしろ、一定のリスクを背負っていることを自覚しておくことが重要である。

教える者がいるということは、同時に学ぶ者がいるということだ。つまり、売買のような形式と捉えた方が分かりやすいかもしれない。

教える者は、とにかく「早く計算ができる」ようにさせることに重きを置くが、これは教える者の「合理性」に他ならない。

反面、学ぶ方は、教える者の合理性より、実は感情的なところに意思を働かせている。これが大人になった時に、「先生の指導法」だけが記憶に残っている証拠である。

教える者が自分の合理性だけを主張しても、学ぶ者の行為は必ずしも思い通りにはいかない場合が多々あることを、指導者はしっかりと認識した方がよい。

合理性には「知的合理性」と「感情的合理性」があることを知ってほしい。

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