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検定試験

『メートルものがたり』・『メートルワールド』は、「単位の換算」が主なので、「概数」については学習しない。(概数は『ABACUS10B』を中心に学習が始まる)

もともと「長さ」と「かさ」のような連続量に、誤差はつきものである。ところが、3級の検定試験になると、この誤差は「端数処理」に置き換えられてしまう。つまり、本来の概数の柱である誤差が検定の制度によって書き換えられてしまうということだ。

検定の合格と不合格は、いわばコントラストだけが浮き彫りとなり、日頃の学習は検定試験に縛られるということだ。

世間では合格は「りっぱ」「凄い」となるが、教えている側から見れば、正直「ラッキー」「大差なし」という感覚も持ち合わせている。

検定試験に振り回されると、毎日の授業が制度化され、先に述べた「誤差」と同様に、算数の大事な要素がどんどん削ぎ落ちていく。

これが最終的には簡素化された授業と化す。

子どもが一人ひとり違うように、学習はゆるい制度があってもよいと思う。制度を強化することで、子どもの思考力を阻止しているならば、それは教育とは言わない!

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