全国学力テスト
今年の4月に実施された「全国学力テスト」の結果が、28日に各新聞に一斉掲載された。
今年も北海道や沖縄県が変わらず下位であったことを考えると、あまりパットした話題はない。算数(小6)の結果も、平均正答率がA問題77%、B問題59%と、これも定番のようだ。
【中日新聞】
整数や分数、小数の四則計算はできているが、わり算や割合の意味を理解し、実生活で考えられる場面に課題が見られた。(以下記載省略)
『わり算の意味を理解していない』ということは、「わり算の文章題」、「あまりのあるわり算」の指導不足と思われる。
珠算教育も一般的には、この2点を指導しない。したがって、計算はできるが意味が分からないという事態を招く恐れがある。これは指導者として大いに反省すべきことであるが、授業で教えなければ永久に改善されることはない。
SSKCLUBは、「わり算の意味」、「あまりのあるわり算」、「割合」まで教える『テキスト』が揃っている。後は指導力を身に付ければ、学力は向上すると思われる。
写真は2008年に掲載された「全国学力テストの社説」のスクラップである。あれから5年、毎年50億円を使っても効果が出ないことを証明しているような記事になってしまった。
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