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香川県本部講習会

14日の朝、播磨灘付近で大きな地震が起き、香川県の講習会開催を心配したが、余震もなく快晴で清々しい気候の中、無事終わることができた。

今回は、『文字』と『KIDS1』『分類』であったが、この3つはとても深く結びついているので、このテーマの選択は大正解であった。

講話の内容は、「国語」と「算数」の関連性を1時間、残り3時間で具体的な『テキスト』の使用法へと進んだ。

花や動物は、数える時、「1ぽん、2ほん、3ぼん」「1ぴき、2ひき、3びき」と助数詞が変化していく。「ぽん」・・・半濁音、「ほん」・・・清音、「ぼん」・・・濁音と、音声認識の点に於いても非常に難しい。

さらに日本語特有の拗音・促音・長音と、単語によってさらに細かく振り分けなければならないので、助数詞の認識もさらに難しくなる。

上記のこともふまえ、『文字テキスト』P1は、清音で2文字の単語で構成している。身近にあるモノから概念を引き出していくことは、学習心理上においても重要である。さらに、P2ではP1の単語を、おはじきを使って座標的に捉えさせることもできる。

『文字テキスト』を、単に五十音の練習と考えたら大間違いである!

単語を理解することで、さらに量が捉えられるようになるし、これが「定量性」へと繋がっていくのである。

今回の講習会は、完全試合に近い出来だったと自負している。やはり、近隣遠方に関係なく、積極的に講習会に参加することを奨める。

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