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岡山県本部講習会

岡山県本部講習会は、「算数とテキストの関連性」について、特に「分類」の重要性を数、図形、量と測定を通して講話した。

たし算やかけ算は、同じ集合でないと計算が成立しないし、図形でも平行四辺形の中にひし形、長方形、正方形が包含されいる。また、長さや液量が連続量と言えども、足せることは有り得ない。この辺りを形式のみに捉われて指導すると、「12cm5dL」という、全くおかしな解答に陥ってしまう場合がある。

更に液量は長さと違って、「重さ」を伴う。つまり、内包と外延の関係が長さより複雑になっているわけである。

したがって、『KIDS1』は、1学年の算数でも軽視している点から、しっかり教えることが知能を高めることになる。

教科書が絶対に正しいと思うならば、10年ごとの「学習指導要領」の改訂は何なのか本当に疑問が湧く。

もう一度原点に返って、分類(集合)の大切さを再度学ぶことが非常に重要であることを、指導者自身が再認識して欲しいものだ。

Ghy

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