« 秤乃館 | トップページ | 岡山県本部講習会 »

合成分解の本質

一般的に1+4の合成分解は、「5を入れて1をはらう」と教える。これを使えば、10+40、100+400も計算が可能となるから、一見、納得できそうだが、それは合成分解が一般化していることが前提である。逆に言えば、一般化して教えてしまえば「簡単に教える」という意味にもなる。

ところが、この合成ができたからといって、2+4 3+4 4+4が同じように簡単にできるかと言えば、それは「NO」だ!

2+4 3+4 4+4は、1+4を特殊化したものだから、逆思考できる能力が備わってないとアウトである。確かに3桁の111+444の計算の方が3+4のより難しいと思われるが、そろばんは5珠を使うので、確実に3+4の方が難しい。

さらに17+44の計算は、5の合成と10の合成を含んだ包摂的な能力が必要だ!これは筆算にはないそろばん特有なものである。

したがって、合成分解を「言葉がけ」で安易に教えることは極めて危険である。このような点に於いても、安易な指導ほど児童を混乱させると認識すべきである。

|
|

« 秤乃館 | トップページ | 岡山県本部講習会 »

教育」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218292/56716880

この記事へのトラックバック一覧です: 合成分解の本質:

« 秤乃館 | トップページ | 岡山県本部講習会 »