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2012年11月

愛知県学習会

昨日、半年振りに「愛知県スペシャル学習会」が開催された。

テーマは『KIDS&ABACUSドリル』だったが、今回は躓く幼児の救済方法を丁寧に話したので、『KIDSドリル』だけで2時間を要してしまった。したがって、『ABACUSドリル』は次回2月となる。

来年の2月に開催される「岡山県本部講習会」で、同じテーマ(2時間)が予定されているが、今回のように丁寧に話すと後半がカットされてしまうので注意して臨みたい。

話している途中で感じることだが、同じテーマでも聴講者によって内容(景色)がまったく変わってしまうので、「KIDS」の奥の深さは、まるで「果てしない旅」のようである。

最近はますます「学問がおもろく」なってきた。分からないことが分かるということは本当に楽しい。また、毎日3時間以上勉強しているので己の進化に驚くことも多い。

体を鍛えると筋肉がつくように、脳も筋皺が増えているような気がする(!)

「年齢は重ねるものだが、脳はどんどん若返っていく!」 さあ、みんなで学ぶぜよ!

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時計テキスト

来年4月発売予定のNEWテキスト『時計』の第2回目の検査をしている。2学年は、時計(針)は読めるが、時計の針を作成することは随分苦労している。これは、検査をしてみないと分からなかった。やはりオリジナルテキストを発売することは、十分に検査しないとダメだということだ。

ただ、2回目は大幅に修正したので終了が楽しみである。(12月末終了予定)

検査が終わり最終校正後、『解説&解答書』を制作して、今期待望の第59作は世に出る運びとなる。

現在、新テキストを含め3点の原稿を書いているので毎日多忙を極めているが、来年の全国大会まであと半年となったのでパワー全開で取り組んでいる。

これと並行し、今期の本部講習会がまだ半分以上残っているので、こちらも滞りなく完璧に行いたい。

とにかく毎日充実した日々を送れることに感謝である。

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発達と学習

昔は「学校でかけ算を習っていないから そろばんは3学年になったら入学する」のが常識だった。これは、そろばんが計算機器であるという考えが強かったからである。

もちろん、この考えは間違いではないし、むしろその時代ではそれが当たり前であって、全く問題はなかった。

だが、SSKCLUBに入塾してくる幼児・1学年の母親からは、そんな言葉を聞いたことは無いし、「かけ算はSSKCLUBで教えてもらえる」と皆当たり前のように思われている。

事実、1学年でも『ABACUS 5ドリル』のような、四則計算が混ざっている問題も、ほとんど式が書けるようになる。つまり、「1学年でわり算が理解できるようになること」は、SSKCLUBの教材教具で学習した児童にとって、何ら疑いもない事実なのである。

単に2学年でなければ「かけ算」、3学年でなければ「わり算」が理解できないと思い込んでいる方が、反対におかしいのである。

教材と指導力があれば、この種の問題は難なくクリアできる。一番もったいないことは、それを知らない指導者・保護者がいることだ。

「計算ができる」から「計算がわかる」のではない。「計算がわかる」から「計算ができる」のである。この意味も非常に重要であるため、指導者はしっかりと理解しておくことが重要である。

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千葉県本部講習会

今年から千葉県本部講習会が、東京(渋谷)で開催することになった。会場が駅から近いということは、実に快適であることが実感できた。また、会場の設備も整っているので、講話もスムーズにできたことは言うまでもない。

さて、今回の講習会は、『メートルワールド』と『11A』であったが、とくに『11A』は、負の数の計算が珠算には必修であることから、やはり計算の前段階の意味をしっかり教えることが大切である。

単に「引けないから借りる」という形式的な指導で済むような時代ではないし、6学年の教科書でも中学に向けて「負の数」の意味を掲載している。

「子どものために指導をしている」と言うならば、時代に合った価値感がなければならない。自分の塾の繁栄の前に珠算界をどう発展させるかということがなければ、珠算もやがて衰退することは目に見えていることだ。

「メートル法」も「負の数」も中学で習うことは決まっている。この点をふまえると、講習会に参加することは非常に重要なことである。

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