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2012年8月

福岡県本部講習会

この時期は台風と遭遇することがあるが、今回も無事終えることができた。

『メートルワールド』については、「尺貫法」の簡単な量は把握しておいた方がよい。特に昔は「米」=「お金」という価値があったので、石高は重要な問題であろう。

1日食べる量→1坪 1ヵ月に食べる量→30坪(1畝・1a)→1年に食べる量→300坪(1反・10a)この1反が1石となったわけである。
つまり、石高が多ければお上から米と相当する貨幣の量が貰えるわけだから、領地の奪い合いが起きる理由も分かる。それは、戦士もたくさん養えるという意味だ。

★お上は金貨・銀貨・銅貨を発行しており、民は米本位制でなく銭本位制である。つまり米は商品の一つである。

このような時代背景を考えると、現代でも1畝=1aが理解しやすくなる。「1a(100㎡)をSI併用単位として使っている。」

したがって、単位といっても、「尺貫法」「メートル法」「SI表記」と、時代によって使用が異なる。

「量」を意識して学習することが最短の理解に繋がるのである。

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育成プロジェクト

9月2日(日)の群馬県本部講習会から24年度の「育成プロジェクト」が始まる。

テーマは、「SSKCLUB HP」に掲載されているので見て欲しい。

http://homepage2.nifty.com/ssk55/newpage73.html

今期は5名でスタートするが、一人ひとりしっかり添削したいと思うので、質問を入れて書いても構わない。また、誤答に対しての対処法も含めて添削するので、極力具体的な例をあげて書いてほしい。

一般的に珠算は技術を重んじるが、『テキスト』は算数理論が関連しているので、思考的技能として捉えることが重要となる。したがって、答えは採点するというより、答えを分析するという感覚を持ち合わせていた方がよい。

つまり、毎日の指導でしっかり感覚を磨くことに専念することだ。

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会報33号

本日、『会報33号』を発送した。今回も44ページで素晴らしい編集となっているので、さぞ苦戦したのではないかと思う。「瀬川・島本・今井先生 お疲れ様でした。」

『会報』は、レポートを中心に展開されているが、一般的にレポートの提出を義務づけた講習会は少ないと思われる。そこで、『会報』を上手く活用することを考えると、疑問点を書き出し、調べることが重要である。(何事も疑問思ったら、直ぐ調べることを心掛ける。)

また、『会報』を通して情報が広く流布されるので、レポートを書くことは自分の勉強に対するターニングポイントになることも忘れてはならない。

余裕がある時にいろんな勉強をしておくことは、一見無駄に思えるかもしれないが、後になって役に立つことが多いので頑張りましょう。

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長野県スペシャル講習会

長い夏休みが終わり、昨日は竹原珠算学校で「スペシャル学習会」が開催された。

毎年感じることは、年々職員の数が増えていることだ!竹原先生曰く「テキストを使っていると自然に幼児から入学してくる」という。これは著者としても大変嬉しい言葉である。

今回は『メートルものがたり』『メートルワールド』と、4時間びっしり「メートル法」の話をした。ただ、メートル法と言っても、その元は「尺貫法」である。この尺貫法は、日本のオリジナルで、貫は中国では「斤」を使っている。(食パンの1斤600グラム)
また、米などは未だに「1合」を使っているし、米の体積は「1坪」→「1反」→「1石」と繋がっている。

このような時の流れを経て、今日のメートル法が存在しているということを、理解することも重要である。つまり、点で覚えるのでなく、線で理解するのである。

26日(日)の福岡のテーマも『メートルワールド』だが、くれぐれも聞き逃さないように受講して欲しいものだ。

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講習前に立ち寄った「真田氏館跡」  

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大和精神

11月11日(日)に開催される「近畿学習会」の参加者が満員御礼となった。これはSSKCLUBが「和」として機能している証だ。(凄い!)
「和」とは、日本古来の精神で、もとは「環」から派生したものである。環(集まり)から和(話し合い)の転換を図ったのが聖徳太子である。

この「和」が大きくなったのが「大和」である。(「やまと」という言葉は当て字)
「大和心」や「大和魂」という言葉が、現在でも使われていることを考えると、「大和」は日本人の精神の源だと思ってもよいだろう。

したがって、現在開催されている本部講習会や学習会は、講師の一方通行で終わってはならない。これは、自分もつねづね講話している時に配慮している点であるが、実は非常に難しい。
一般的に組織は盟主を必要とするが、SSKCLUBは子どもの学力向上が目的なので、受講者の理解度も重要となる。したがって、講話は質問を描きながらインプットして聴くと、素晴らしい講習会になると思う。

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『メートルワールド』質問

質問

『メートルワールド』の導入時期はいつでしょう。

回答

6年生の10月に導入して下さい。指導者は事前に解答して、問題の構成をしっかり理解しておくとが大切です。

質問

P8の2番の問題が難しいです。その前までは、実量そのものを倍にしていくのに対して、基準をセンターにして同量の変化だからだと思います。上の表の1000倍は、単位そのもの変化で、数値は1000分の1になっている。1m=0.001kmが即答できないケースは、「1kmだったら1000mだったら何m」と発問してもよいでしょうか?

回答

P8は、P7からの発展問題です。確かに10倍~1000倍(整数倍)の提示しか掲載されていませんが、P6までに小数倍を学習しています。また、6学年ならば、10倍・10分の1の関係は既習済みです。したがって、P8が難しいと思っても、それは通過しなければならない学習と捉えることが大切です。

1km=1000m 1000m=1kmは同値でも、言語的な違いがあります。したがって、1000m=1km、100m=0.1kmと促した方がよいです。

朝永振一郎先生(ノーベル物理学受賞)が曰く「ふしぎだと思うこと、これが科学の芽です。よく観察してたしかめ、それを考えること、これが科学の茎です。そうして最後になぞがとける。これが科学の花です。」と。

これは数学でも同じことがいえる。特に『メートルワールド』は、中学の理解に大きな影響を与える知識なので、しっかり指導して欲しい。

何か知ることによって、その先にある「知らない世界」が見えてくる。これが学問である。

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