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そろばんの布数について

そろばんに布数する場合、1~4と5~9では、明らかに後者の方が難しい。従来のそろばんの場合、ここで何度も練習をして布数の定着を狙う。

しかし、実際の所1学年では、数を布数するだけではダメで、具体物⇔そろばん⇔数字が三位一体化され、尚且つソロバンが中間変数として機能しないと、計算の意味は理解できない。

計算の意味が分からなければ計算はできないとなると、必然的に「合成分解も理解できない」ということになる!

布数がままならない児童が合成分解をスラスラ解けることは、実際問題かなり厳しいと思われる。

『ABACUS1A』のP20の□の中に、数を入れる問題があるが、この後に、数→そろばん・具体物→そろばんという流れで「おいたり はらったりする」と、5の認識も強化される。

五珠は確かに「1が5つ集まった数」であるが、それには図のように、混合した数を認識する能力が必要である。この手順無しに、「5珠だからひとつで5を表すから覚えてね。」と何十回吠えても、「1に見える限り5と認識するのは厳しい」のである。

一般的な珠算教育において布数する学習は無いが、布数の学習は「ひき算」にも同化できる点を考えると、数字だけが数だ!と思い込む指導は危険な落とし穴のオンパレードである。

要するに、指導者がこの点をよく理解していないと、低学年は初歩の段階で躓くのである!

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