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計算のきまり 解説&解答書

今回、『計算のきまり 解説&解説書』の改訂をした。(5月1日より改訂版を発売)

今年の岡山県や富山県本部講習会で講話した実践指導の内容を追加したので、今後、テキストを購入する時に検討して頂きたい。

われわれ珠算人が思う「計算のきまり」は、計算の順序を正しく理解して答えることを目指すが、本来の計算のきまりとは、式を考え、作るところから始まっている。この時、解は一つとは限らないことをきちんと認識させることが、計算の法則をより身近なものにするポイントである。

形式的なドリルは書店で数多く販売されているが、それで算数がよくできるようになったと聞いたことは、まず無い。

これに加え、ネットでもドリルの多用が親子関係を壊すとコメントされているが、これは当たり前である。与えられた計算を繰り返し強要されれば、誰だって嫌になるにちがいない。いや、嫌にならない方がおかしい。

このような点もふまえ、「計算のきまり」は、珠算とは違った観点で捉えられる画期的なテキストである!と認識して欲しい。

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