児童の心理状態
一般的な就学児童を持つ保護者に「そろばん塾は、どんなところ?」と問えば、「そろばんを使って計算問題を解く」というイメージだろう。したがって、SSKCLUBの指導内容を知らないで訪問してくると、ほとんどの保護者様が「今のそろばんは昔と違っているんですね!」と驚く!
これは『KIDSテキスト』や『算数テキスト』を見てそう感じるのだろう。『ABACUS』については、基本的にはそろばんなので、そんなインパクトは少ないと思われる。
実際、児童は『算数テキスト』をどう捉えているのだろうか?学習塾のように全ての単元を教えているわけではないので、気持ちはかなり楽であろう。また、算数の要の単元を主に学習するので、学ぶにつれ数学力の幹が太くなっていくことを体感してくる。
心理学で言えば、算数は「部分強化」で、そろばんは、全てを指導することから「全強化」となる。『算数テキスト』は、次に何を学ぶのか不定であるので、「不定率強化」が増し、ワクワクするのである。実際に「わかる・できる」という成果が上がれば、さらに次も学びたい気持ちが働く。
大人でも旅行やギャンブルは、「不定率強化」が増すので、行く前も楽しくなるわけであろう。
ワクワクするような授業を展開するには、ワクワクするような『テキスト』が無ければ実現できないであろう。後は指導者が「感動力」を身につけることのみである!
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