« 岡山県本部講習会 | トップページ | 珠算新聞 »

数量関係

計算とは数(整数・小数・分数)を認識した後に、たし算→わり算を形式的に処理して答えを求めることである。はじめは単独演算で計算を処理するが、その後、複合演算へと拡張される。

この時、「計算は順番に計算すればよい。」という概念を一度壊さなければならなくなる。つまり演算の意味を捉え、その関係を理解して再構成されなければならない。それが「計算法則」である。つまり、「数と計算」と「数量関係」がかみ合って初めて答えが求められる仕組みになっている。

このように算数は、「数と計算」+「数量関係」・「量と測定」+「数量関係」のように組み合わされた内容を多く含んでいるので、「数と計算」・「量と測定」のみでは、数学的な捉え方は生じないということになる。これが反復練習のようなドリルの欠点である。

このような関係は、電流(A)に電圧(V)をかけないと、電気(W)は流れないことと同じ原理で、「数量関係」はある意味、電圧のような役割になると思われる。

したがって、珠算と算数の線引きは、「数量関係」が伴っているかどうかであり、『計算のきまり』『割合』『かけ算2』『わり算2』『ドリル』は、「数量関係」の要素が強いテキストに分類される。

『算数テキスト』と言えども、役割が違うことを理解していないと、算数力はうまく習得させることができない。ましてやテキストを順番にきちんと使わなかったり、飛ばすようなことをすれば、生粋の「SSKCLUB」とは言えない。

ここをしっかり自覚して指導に励んで欲しい。

|
|

« 岡山県本部講習会 | トップページ | 珠算新聞 »

教育」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218292/54156412

この記事へのトラックバック一覧です: 数量関係:

« 岡山県本部講習会 | トップページ | 珠算新聞 »