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位取り記数法

234という数は、「二百三十四」(数詞)の言葉と、「234」(数字)の記号を使って表すことができる。この234をそろばんに布数すると、左から順に2,3,4と珠が並ぶ。この時、2は百が2個、3は十が3個、4は一が4個という「記数法」のきまりを教える。

この場合、そろばんと数詞・数詞と数字・数字とそろばんの3つの関係をしっかり教えることが大切である。この記数法の仕組みをしっかり理解させておかないと、そろばんも筆算も分からなくなる恐れがある。ただ単に、2,3,4という数字を見て、珠を布数しても、「位の意味が分からない」「数が読めない」ようでは話にならない。さらに、この記数法に「繰り上がり、繰り下がり」という十進構造が入り込んでくると、数観念という能力が必要になってくる。

ちなみに、2桁同士の計算(10+10→99+99)は、8100題(3桁同士だと81万題)あるので、これを記憶させて計算をさせることは不可能に近い。この反面、記数法は位ごとに(縦)に1桁の計算をすればできるので、数観念があれば計算は簡単にできる。

また、そろばんの場合、五珠を使うことから、「5の合成分解」があるが、算数ではその必要がないので、合成分解という操作上の混乱はない。ただし、「0」については、処理が難しいので、「二百三」を2003と書いたり、盤面上、物理的に消えて見えるので、そろばんの「0」は一時的に計算が難しくなる。したがって、指導者はこの点を的確におさえて指導することが重要である。

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