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連続量と分数について

2月5日(日)に開催される長崎県本部講習会のテーマは『メートルものがたり』と『分数1』であるが、『メートルものがたり』と『分数1』の繋がりは、ずばり「量」である。

今年から、分数が3学年に移行された。この点を考慮しても「量の分数」をしっかり教えることが最優先課題だと思う。

小数は1m50cm→1m+50cm→1m+0.5m→1.5mと展開すると、量が非常に大切になる。ところが、分数は量より「割合」を重視するため、分数で連続量の数値化(量)を疎かにする傾向がある。

例えば、2mと3mのテープを比較した場合、2mを1とした時、3mは3/2となるが、「2mを1とみる」ことは非常に難しい。

だからといって、分数の加減・乗除の計算のみを鍛えれば、これは単なる整数の計算強化と変わらない次元の学習になる。

それよりも、分数も小数も連続量の抽象化として捉える方が、はるかに児童には優しいことになる。

また、『小数1』と『分数1』は、十進分数で結ばれていることから、その点をしっかり教えれば、『メートルものがたり』→『小数』→『分数』が連続量で1本の線で結ばれる。

単位の換算は、その後についてくる形式的なものであるから、基本単位と補助単位をしっかり理解できれば問題なくできるものである。

ここで一番気をつけることは、「量を教えない状態で、単位の換算だけに走らないようにすること」だ!

「量の意味は分からないが、換算ができる」ということは、「計算の意味は分からないが、計算ができること」と等しい。

連続量が分かるということ=「計算力」と考えた方がよいので、この点を整理して講習会に臨んでほしい。

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