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競争原理

人間には一人ひとりの顔が違うように、個々の能力差がある。「よくできる児童とできない児童は、遺伝によってある程度は決まっている。」しかし、そのことから人間の優劣が決るという結論には至らない。「競争原理は、自由主義社会における原理であるとともに、人間の原理でもある」これは、今から40年前に、自民党のお偉いさんが発表した有名な一節である。これが、現代社会においても正しいかどうかと言う点においては大きな疑問が残る。

40年前と言えば、珠算教育が全盛期の時代だし、政治家をえらく信用していた時代であるが、それが今の珠算にも通用すると信じていたら、これは珠算人の奢りであろう。珠算指導者が「KIDS」や「算数」を学ぼうとして、SSKCLUBに入会してくることを考えると、これが正しく現代珠算に対する答えではなかろうか。

指導者の育成が重要な鍵となることは言うまでもないが、SSKCLUBに入会しても「浦島太郎」状態でいれば、「宿命論」を唱えることと同様である。これは、自分に対して「遺伝だから仕方がない」と言っているようなものだ。

子どもの優劣を「宿命論」のようなもので片付けたら、珠算教育の営みや将来は停止する。目の前にいる児童のことを考えるなら、どんな時代でも「学ぶ」ことは大切なことである。

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