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KIDSドリル

全国大会に向けて『ドリル&テストの解説解答書』を書き始めた。『テキスト』とは違った角度の解説もあるので、頭の中の知識を搾り出している真っ最中だ。『KIDS』は、チップが重要な計数力を養う教具であるが、『ドリル』はそれを基に「たし算・ひき算」を展開している。

例えば、10+10の計算は、10という数が既に計数されているが、よく考えると、量は未測量から既測量へと転化していくものであるから、幼児期に既測量の計算ばかり与えると、連続量も同じように調節してしまう可能性が高くなる。つまり、25㎝と30㎜を足し合わせる場合も、25+30に一気に拡張されてしまうことだ。

これがいわゆる「形式不易」と呼ばれているものであるが、そろばんは、珠が分離量化されているので、単位をしっかり理解させないと危険である。ただ、逆に分離量化し易い長所もあるので、その点を上手く指導することがやはり大切になる。

『KIDSドリル№6』の「子どもが10人」は、誰が数えても10人なので、式に助数詞は不必要になる。とくに2番の問題は、なお更、助数詞は付けられない。

それより大切なのは、計数した後に演算の意味を理解させて、計数そろばんで操作できることを教えることであろう。

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