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幼児教育について1

幼児期は成長と発達が著しく、アメリカの児童心理学者の中には、「成長」は身体的な成長のことを示し、心理的な成長あるいは行動の成長は「発達」と区別している。

つまり、幼児に「そろばんを教えること」は、この成長と発達を考えて教えないと、学習障害が起きる可能性が小学生より高くなってしまうということだ。

特に「外界の関係によって自己展開をして世界を作っていく時期」なので、言葉や数の概念の獲得にあたる初歩的な段階から、これに携わる指導者の能力が極めて重要になることは言うまでもない。

とは言え、一般的にそろばん塾の入塾資格については法的な規定がないので、幼児から自由にそろばんを教えることができる。

ただ安易に計算力向上だけを目指し、幼児期に非常に難しい問題を強制的におしつけると、子どもは発達するのではなく、その場を回避したり、あるいは神経症になったり、あるいは赤ん坊のような状況に戻ることがある。

つまり、成長が「退化」してしまうわけである。

幼児や1学年を教える場合、無理に覚えさせたり訓練させるのは、思考の芽を摘むことに他ならない。

『テキスト』を教えていて誤答が多い時は、まず自分の指導法を反省し、誤答の原因を丁寧に分析し、「諭すように教えること」を心がけて欲しい。

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