幼児教育について2
400年の歴史がある「そろばん」を、「計数そろばん」に替えるだけで、幼児の発達(数観念)は著しく成長する。
このような「弁証法的」な捉え方は、現代社会では逆に重要であると思われる。
幼児は日々成長し続けているので、我々のように成長が止まった(退化した)人間とは全く別者として考えた方がよい。
つまり、成長と学習の一致を考えない指導者が、幼児に数を教えることは極めて危険であるということだ。
『KIDS』に「計数そろばん」を取り入れたSSKCLUBのオリジナル幼児教育は、当初、珠算人からも戸惑いや批判があった。
あれから10年経った今、五珠のそろばんより計数そろばんで指導した方が、『ABACUS』は上手く通過できることは、誰しも認めている事実である。
要するに、幼児に五珠(そろばん)を使って合成分解を理解させることは、著者本人が無理だと諭しているのである。
この世の中には「真実」が存在する以上、幼児教育にも「むりなく・かくじつ」に指導できる算数教育や珠算教育がある!と思って止まなかった。だから、この一点にとことんこだわり極め続けてきた。
その結果、珠算業界のみならず、多くの教育関係者から支持を受けるまでに至ったことは、SSKCLUB著者としてこの上ない喜びである。
これから珠算教育を極めたい先生は、「誰に何を学ぶか」を真剣に考えた方がよいだろう。
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