広島県本部講習会
30日(日)に開催された「広島県本部講習会」は、晴れ男も完敗の雨になってしまったが、講習には影響がないので「まぁいいか!?」で始まった。
さて、今回は「かけ算」がメインであるが、かけ算は「算数のカナメ」である。特に「倍概念」はかけ算から始まる重要なパーツである。そろばんは「九九」と「かけ算」を同じように扱っているが、これは非常に悲しいことである。なぜなら、かけ算に大切なのは「定義」であり、「九九」は簡便的な計算アイテムにすぎないからだ。確かに日本の算数では「九九を覚えて」という教育方針があるが、ヨーロッパでは「九九を用いて」という感覚である。
珠算のかけ算は「乗加法則」を中心に展開するが、これより「分子積」の捉え方がとても重要なことだ!ソロバンは構造がシンプルな教具だから、特に分子積は数字よりイメージが強く残る。この利点を最大限に活かすことが低学年には大切であろう!さらに『かけ算2』は、数学的な要素を沢山含んでいるので全学年必習であることを忘れないで欲しい。
しかし、今回の広島県本部講習会は、役員の瀬川先生・リーダーの川崎先生をはじめ、島根県のチームワークの良さと、万全の準備に驚かされた。また広島の島田先生の気配りにも敬服した。とにかく気持ちよく講習ができたことに、感謝の気持ちで一杯です。
受講者も真剣でベリーグッド!
| 固定リンク
« 群馬県本部講習会 | トップページ | かけ算 »
「教育」カテゴリの記事
- KIDS2(2021.03.28)
- 算数スペシャル5年上(2020.07.31)
- SSKCLUBオンライン講習会のお知らせ(2020.07.13)
- 新・クリアファイル(2019.08.02)
- 算数スペシャル5年下(2019.05.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント