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群馬県本部講習会

4週連続講習会の1回目(群馬県本部講習会)が無事終わった。今回のメインは『ABACUS 6』であるが、制作段階でP15~17の作問をもう少し厚くしたかったので、24ページにするか非常に迷ったテキストである。つまり、P15~17を学習する際に、「如何に誤答を少なく理解させることが重要である」ということだ!

算数には「部分と全体」という考えが非常に大切であり、「集合数と順序数」「かけ算とわり算」「小数」「分数」「割合」など、例を挙げればキリがない。

『ABACUS 6』では、 2×12→2×10+2×2   22×12→2×12+20×12のように、分配法則を使って乗加法則を学ばせるが、これも「部分と全体」という見方のひとつである。

26×35は、パターン2とパターン4の合成であり、62×41は、パターン1とパターン3の合成となる。それぞれ部分から全体への流れで学習しても、計算は全体から部分へ還元される。つまり、この還元される時に「分散的思考力」を使うわけである。児童は「集合的」な捉え方をするので、指導者はその点を考慮しなければならない。

そろばんの場合、「運動的な記憶」でも計算ができるようになるが、これでは、ただ答えを速く導くことができるだけである。運動的な記憶の学習では、「算数がよくなる」という評価は頂けないのである。計算が速くできる前に、「計算が分かる」ようにしなければならない。要は、「論理数学的な記憶」がいかに大切であるかということである。

今回は『ABACUS6』に2時間も割いて講話したので、テキストのポイントを十分理解して頂けたと思う。

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