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求残と求差

ひき算には「求残」と「求差」があるが、求差は統合的に考えると求残になる。

だから、『KIDS』の段階では、求差は意図的に出題していないのである。

『ABACUS1A』で、初めて求差を「ちがい」として捉えさせているが、1学年あたりでは「自転車の方が何台多い」というように、具体的な質問に変えても構わない。

むしろその方が理解しやすい場合もある。

ところが、「いくつ多い」「いくつ少ない」というキーワードをあまり意識させ過ぎると、本来の求差の意味がボケてしまう可能性が高くなる。「多い」ということから加法と混乱することも起きるので注意してほしい。

「ちがい」を理解すれば、同時に「同数」の理解も深まり、同数と異数が分かれば、さらに「同数累加」「同数累減」に拡張されていく。

上記のような点をふまえて指導者は「児童の能力」を十分に把握しておくことが、極めて重要になる。

算数は系統的な学問であるので、指導者が簡単に捉えていることが実は一番子どもをダメにしてしまうのである。

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