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学習指導要領 そろばん(1)

「学習指導要領」のそろばんについては、次のように記載されている。

【3学年】

そろばんによる整数や小数の表し方について指導する。十進位取り記数法の仕組みにより、整数や小数を表せるようにする。整数では、万の単位の数まで表し、小数では、1/10の位の数まで表すことを指導する。

計算に関しては、珠の操作による計算の仕方について理解し、簡単な加法及び減法の計算ができるようにする。数を入れるだけで計算ができる「2+1」、「3-1」などから始め、5の合成や分解をともなう「4+3」、「6-4」などの計算や、繰り上がりや繰り下がりのある「8+9」、「15-7」などの計算ができるようにする。

また、「3万+5万」などの万の単位を含む簡単な計算ができるようにする。小数では、「2.6+0.3」などの1/10の位までの簡単な加法及び減法の計算ができるようにする。

この「そろばんによる計算の仕方」について、「2+1」、「3-1」などの計算は問題なくできるが、「4+3」、「6-4」の5の合成分解、「8+9」、「15-7」の10の合成分解については、算数の計算の仕組みにマッチした指導をすれば理解は得られるが、珠算の「加法九九」を用いた場合、逆に厳しいと思われる。

珠算塾に通っていない児童にとって、計算は数理の下で行われているし、そろばんの珠のイメージはない。つまりシェーマが確立していないということだ。したがって、そろばんで計算を求めても、逆にそれがまどろっこしいことになるのは言うまでもない。

さらに「算数的活動」では、整数・小数について「計算の意味や計算の仕方を、具体物を用いたり、言葉・数・式・図を用いたりして考え、説明する。」としている。

したがって、『テキスト』の珠を使った系列的な指導ならば、算数的活動や算数の本質からも的を得ていると思われる。1学年でも、合成分解がスムーズに理解される学習内容であれば、3学年の児童には全く問題なく、合成分解が短時間に理解できることは証明されるということだと思う。

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