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かけ算の導入

一般的に珠算のかけ算は「九九を覚えれば計算ができる」という考えが強い。極端な言い方をすれば、「計算の意味や仕組み」「系列」等は、どうでもいいってことなのか?

昔は「かけ算」の前に「なん倍」を教え、その後、九九を2~3学年にまたいで教えていた。現在では、簡単な2位数×1位数(被乗数が12程度)までという指導になっている。この2位数×1位数については、「九九を基にして乗数が1増えれば積は被乗数だけ増える」という性質を使うように指導する。さらに10×4=40 11×4=44  12×4=48まで拡張することも可としている。このように考えると、「乗加法則を先に教える」(演繹的)よりも、むしろ「乗加法則を後になってから発見させる」(帰納的)ような指導の方が、思考力や系列的な能力は、はるかに養われると思う。

12×4を「同数累加」から「かけ算」、2×12を2×10→2×11→2×12と系列と分配法則を使って教えれば、2位数・3位数の乗法も必然的に理解し始める。珠算を珠算の箱の中で考えていると、指導の幅が狭くなり、児童の思考力を上げることは非常に難しいと思う。

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