競技大会
今日は「愛知県珠算競技大会」の開催日であったが、もう7年、ずーと不参加である。
競技会の好きな先生にとっては、自分が日頃書いていることに反論があるかも知れないが、言論の自由もあるので、ブログには率直な自分の思いを書くつもりである。
競技会は、必ず「誰かが勝って、誰かが負ける」
法曹界では「ゼロサム・ゲーム」と言うが、これと等しい仕組みがある。その反対に「相手が欲しいものを相手に与えれば、双方とも幸せになる」という「プラス・サム」という考えもある。現代社会においては、圧倒的に「プラス・サム」の方が重要視されていることは言うまでもない。
世の中は「競争原理」が蔓延っているが、「そろばん=算数」という願いを保護者様方が望んでいる以上、そろばんの技能は普通でよいのではなかろうか?
「そろばんがずば抜けて上手くならない」悩みより「簡単な計算ができない」悩みの方が、指導者としては重大問題であり、算数ができない子を持った親の気持ちは深刻であろう。
今日、『ザ・かけ算2』の印刷が終わり、来週の月曜日に発売する予定で、ほぼ計画通りに進んでいる。
自分の限界を定め、いつでも方向転換できるよう柔軟的な能力を鍛え上げるには、どのような点に注意すればよいのだろう?
それはズバリ、決まりきった習わしを惰性で行わないことである。習わしに巻き込まれるような、「生温い」人生感では、ふと振り返った時に結局何も残らなかった空しさや後悔の念に苛まれるに違いない。
最近は特に、そんな気がしてならない。
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