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珠算の改革

昨日、愛知県支部の機関紙『そろばん愛知』が届いた。その中で参与のH先生の文章に目が止まったので紹介します。

「そろばん」の将来を深く考え、憂慮している先生も大勢おられますが、具体的に何のような行動を起こせば良いかも、まったく五里霧中であり、目標をつかめず、良く理解出来ないうちに時勢が移ってしまっているのが現状ではないでしょうか?

社会は既に、職人技を求める『実務型珠算』から、人間形成に貢献する『学習型珠算』に求める目的が変わって来ていることに、気がつかないのか、気が付いていても、自分たちが変わろうとしないのか、変われないのか、問題の根は深いところに存在すると思われますが、百年一日の如きの態勢では、「そろばん」は何れ過去のものとして、消えて行くことは必定です。

2001年新世紀到来と騒がれてから既に10年が経過しました。この十年間に何か変わったことが有ったでしょうか?連盟の会員の著しい減少と、会員の老齢化以外に何も変わったことは起きていません。(以下略)

確かに「珠算の改革」が必要であることは、珠算人であれば誰でも理解していることだが、具体的に何をどうすればよいのか、これは非常に難しいことであろう。

ましてや改革するには、とてつもない時間が必要となる。SSKCLUBも10年かかって辿り着いたわけである。しかし、SSKCLUBの同志は、珠算人口の中で全体の2%に過ぎないことも認識することが大切である。

SSKCLUB以外にも同じ志を持っている先生がいることは嬉しいが、もう一歩踏み込んで同じ仲間として共に学ぶことがでるならば、「改革」はもっと早く実現できる。

「珠算の改革」はなぜ重要なのか?それは子どもの幸せに繋がるからである。

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