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発達の考慮

一般的な見解において、年中児と年長児・年長児と1年生の発達の差は非常に大きい。

発達の差が大きいのであれば、発達段階に合わせて教材を変えたり、レディネスを考えたりするのが当たり前である。

低学年化が進んだ現在、従来の珠算の指導形態で、表計算能力のような左脳教育の分野は、社会的にも淘汰されつつある。この現象は、ホワイトカラーの失業にまで繋がっている。

SSKCLUBが目指しているのは、左脳教育より、むしろ数学性・創造性・共感性などの全体を見通す能力の向上である。

つまり、珠算を習って「計算が速く正しくできる」という機能だけではなく、計算における仕組みなどの「意味」を持たせることが重要であり、それが右脳の発達にも繋がっていくのである。

「分類」と「珠算」 この異なった2点を結ぶことにより、新しい「調和」が生まれる。

幼児には幼児専用教材が必要不可欠である。

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今教えている児童が10年~20年後に、世の中で役に立つことを考えて教えているかが大切である。これは社会人・教育者として当たり前のことではないだろうか?

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