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数と計算

先日の『ぱちぱち日記』に掲載された「計算のきまり」だが、これは「きまりを知って覚える」というイメージが強いが、もともとは、数を対象にそれを用いた活動である。

http://ameblo.jp/nakajyuku/entry-10642175459.html

珠算の場合は、「5の合成分解や10の合成分解」がこれにあたる。

例えば「5を入れて2をはらう」「7をはらって10を入れる」等のきまりを知って、覚えた上で操作する。

「数と計算」という立場から、珠算の計算方法は正しいと思われがちだが、実は「演算」という考えのみでは通用しないのである。

「学習指導要領」の解説書には、計算と演算との違いを「計算領域の内容は、知識技能も大切であるが、さまざまな活動を通して数や演算に対する理解を深めていくことを重視する」と書かれている。

つまり「計算のきまり」は、式を用いて表現したり、演算の性質を活用して計算方法を考えたりすることが大切となる。

珠算は与えられた計算問題を「そろばんを使って」計算することが目的であるが、時代の流れからそれが暗算に代わっても、「式を書いたり、考えたりする」ことはしないのが現状である。

『計算のきまり』というテキストは、その点もふまえて編集してあるので、この学習を通過した児童の演算力は、必ずつくといっても過言ではない。

この演算力が無ければ、いくら暗算や筆算に長けていても、算数がよくなるとは限らない。特に4学年以上になれば、ますます演算力が問われるので、指導者の誤った認識は重大である。

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