非自由な教育
今年で4回目となる「全国学力テスト」の結果が出た。もう既に新聞などで内容の分析は掲載されているから、その点についてはとやかく言うつもりはない。
ただ、あれだけ「教育改革」と政治家が吼えたにも関わらず、学力が向上しないのは、やはり「学習指導法」に根本的な問題があるような気がしてならない。一体いつになったら改善するのだろうか?
「YouTube」に20年前のトーク番組(田原総一郎、石原慎太郎、小田実など)に「経済・教育・軍事問題」をテーマにしたバトルが流れているが、20年後の今、その討論が全く違和感無く感じられるのは、政治が止まっている証拠であると思われる。したがって、これから先もこの3つのテーマについては、改善・改革は無いと思われる。
そうなると、珠算教育の改革も無いということになる。
つまり、政治に合わせていれば、珠算の指導法に新しいものを入れることもできないし、自由は認められないことになる。
「自由に研究や教材開発をすることが悪い。」という発想の方が、実は一番危険だと思う。
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