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順序位置数

日曜日に開催された「宮城県本部講習会」のテーマは『KIDS4・5』であったが、新しい会員が多いので、『KIDS3』までの重要な点をピックアップして冒頭に話をした。

端的に言うならば、幼児や1年生が計算ができない理由は「数が分からない」これだけである。

数には集合数と順序数があるが、珠算は基本的に順序数は教えない。順序数は時計の場合、「時刻」にあたり、集合数は「時間」を表すことと等しい。時計が読めない児童が多いのは、基本的な意味の欠如からくることが多いと思われる。

さらに順序数は、数直線になり、小数・分数の大きさを捉えることに役立つ教具となる。最後に唱えた数が集合数を表すが、その間にある数は「順序位置数」となり、遇数・奇数や座標に関係していく。

SSKCLUBのKIDSは、珠算の入口であると同時に『算数の知識を高める教育』である。幼児期は特に、計算より数を理解させることに力を注いだ方が計算が分かるようになる。

たとえば、5の真ん中の「3」を見つけさせ、前後に2人ずつ並んでいることから、3の位置数の前後に集合数が存在していることを見つけさせる。この次に「6」→「7」と系列的に学習すると、偶数、奇数の意味と真ん中の順序位置数がさらに理解できるようになる。

このように深い学習を続ければ、既習知識と未習知識が同化され、児童自ら調節するようになる。指導者にこの高い意識があるか否か?果たして貴方はどちらですか?

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