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指導力

一般的に「説得メッセージ」は、1回聞かせるよりも2回聞かせた方が説得効果はUPする。2回目に同じ話を聞かされた時「この話は前にも聞いたことがある」と思い、それが真実性を高めるわけである。ただし、内容の無い駄洒落の2回目は、白ける可能性が高いのであまり使わない方がよいと思われる。

講習会で同じ話を繰り返すことは、非常に大切なことになるが、受講者が退屈しないように、ディテール部分には少し変化(脚色)をつけないとつまらなくなる。

また、講習では声を張り上げたり動き回ったりとパフォーマンス性も重視するが、これは居眠りや私語を禁止させることができるからである。

さらに、いつも「ノー原稿」で話すことで講習資料から視線をそらし、こちらの話に興味をもたせるような配慮も欠かさない。このようなパワーの源は知らず知らずのうちに身に付いたものであるが、この手法は先生方も是非授業で披露して欲しいものである。

『ザ・わり算』と『ABACUS5』に同じような問題が作問されているが、スパイラルな構成は「繰り返し効果」により児童の理解を容易に高めることができる。

指導力とはこのような隠れた心理面を上手く使うことでもある。

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