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教育は感情で動く

行動経済学では、「目先の利益に目がくらみ、将来の大きな利益に目がいかない」ことを『時間的非整合性』という。健康のために、タバコはやめた方がよいと理解していても、『目の前にあるタバコがやめられない』という現象も同じ理屈で解釈される。

教育もこれと同じことが言える。例えば「かけ算」を教えるときは、「わり算」のことを考えて教えることが非常に大切であるが、検定試験に振り回されると、「合格」だけが優先されるようになる。このような学習を強要された児童は「わり算」を習った時、かけ算とわり算の関係が理解できなくなり、結果的に『遠回り』をすることになる。

指導者が焦れば、ろくな教育などできるはずがない。SSKCLUBに入会するのは簡単だが、SSKCLUBを認めるのは児童である。塾の先生が「凄い」と思わせるには、児童の「否定より肯定」する気持ちを強く持たせることが大切である。

つまり、目先のことばかり考えている指導者の感情では、児童の気持ちを上手くコントロールすることは難しく、簡単に動いてはくれない。これも指導のつまづきになるので心得ておくことが大切である。

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