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子どもを救う教育

『週間現代』(2月1日)「日本人はバカになったは本当か」が掲載された。その中で次のような記事があったので紹介してみる。

私立大学情報教育協会が私立大学の約1500人の学生を対象に実施した調査によると、「大学生の2割が四則計算のとき、計算のきまり(かけ算・わり算は、たし算・ひき算より先に計算すること)を理解していない」というデーターが出た。

また、京都府は2008年に行なわれた「全国学力テスト」の結果、中学校3年生の数学で小学校レベルの分数問題が解けない生徒が12%もいたことから、昨年より中学1年生に小学校の学習内容を教える「振り返り集中学習」(ふりスタ)の実施を開始した。この振り返り集中学習の中で、四角形の角度の計算方法や小数の計算などを復習させるという。

さらにNHK教育テレビの『高校講座』でも、義務教育の学習を振り返る放送が開始された。第1回目の放送は『15÷(3+2)×3はいくつ?』という小学生レベルの内容だった。

大手教育支援企業・ベネッセコーポレーションが700校近くの高校を対象にした調査によると、『10倍したり10で割ったりすることができない』・・・50%の高校生が『小学校段階から教育をやりなおす必要がある』と述べている。

このような話は「学力低下」が問われるようになってから、一向に改善がなされていない。ゆとり教育から既に10年である。「これからは学習塾に頼る」あの言動は何だったのか?ゆとり教育で目を引いたのは、「計算力の向上」しかなかったような気がする。

もう一度小学生レベルを勉強しなければならないのは、計算力よりむしろ「計算のきまり」や「小数・分数」の基本的な算数力である。

「分からないところを分かるように教える」「できない児童を救済する」教育機関がなければ、今回のような問題は改善しないと思う。

小学生のうちに「数学的理解」の元に計算力をつける指導がいかに大切であるかを理解してほしい。

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