テキスト
「テキストを作ろうとした動機とは何ですか?」と質問されたことがある。
「子どものため」というのは目的であって動機ではない。創造に理屈はなく、極端な言い方をすれば「天命」のような気がする。理屈が先に働くと創造なんてできるものではない。創造は1%のインスピレーションがあれば、後はそれを続けるだけのことである。55冊の『テキスト』は55回、ただこれを繰り返しただけである。
『テキスト』を実際に子どもたちが学習した後に、実はこのような理屈があったのかと気づくことが多い。「SSKCLUBとともに」や「ぱちぱち日記」の『テキスト』の意味は、正にこの1%のことを言っているわけである。
どんなに世の中が変わろうとも、子どもの知識や知能の向上に役に立つ教材でなければ、「不滅」とは言えない。社会の変化に適応できなければ、世の中から淘汰されても仕方がないのである。
人間は環境に適応できる生き物であるため、今も滅びないで生きている。これが文明というものかもしれない。
年末になると、反省や来年の展望を考えるが、「大切なことは思ったら即行動すること」である。教育もマイナス思考の評論家になったら終わりである。そんな指導者についた子どもはひとたまりもない。
この教育を目指すなら、とにかく「理屈なんか考えないで学ぶこと」である。(学ぶ=教える)
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