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右脳と左脳

『ABACUS2B』のP10に、50-40、60-40、70-40、70-30の計算がある。

テキストのひき算では、50-40の場合、図のように50円玉をはらって「おつり」の10円をもらう計算方法を使う。これは実に理にかなった操作である。なぜならば、日常生活において、買い物をして「おつり」を先に渡すことはあり得ないのだから。

対する従来の珠算の「運珠法」を使って計算すると「10を入れて50をはらう」ということになる。これではひき算のイメージが全くつかない。つまりこの計算方法では算数にならないのである。

ましてや珠算の算法では「おつり」と「残金」の意味合いが違ってくるので、イメージ力が大切な低学年にとっては、なおさら混乱を招いてしまうことになる。

カルフォルニア大学のスペリー教授が発見した「右脳・左脳」の原理からも、右脳→左脳と働くことが記されている。

「60円もっています。40円のチョコレートを買いました。残ったお金はいくらでしょう。」という問題も言葉と数字だけで問題を読ませても1年生の能力ではさっぱり分からない。

ところが、買い物の場面をはっきりイメージ(『テキスト』)させると、文章(左脳:理詰めに考える脳)がイメージ化(右脳:イメージの脳)される。

このようにイメージ化された問題が『テキスト』にはたくさん出題されている。イメージ(絵)→言葉(文章)→イメージ(珠)→言葉(数字)と繰り返すことによって、右脳・左脳の双方に情報が伝達され自然と鍛えられていく。

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合成分解がどの段階で理解できないのかが分かれば、解決方法は楽になるが、「運珠法」だけで教えていれば、「覚える」しか解決方法は無いのである。

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