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数字と言語

平成6年に名古屋毎日文化センターで「数あそび」を教えていた頃、3歳児(年少児)が入会してきた。文化センターは幼児であれば無条件に入会させてしまうので、しばしば面食らうことがあった。

3歳児に具体物を数えさせたところ「いち に さん たくさん・・・?」となった。4以上の数は全て「たくさん」ということである。

「数の発達は、数の言語の成長と歩調が同じ」という説が一般的であるが、この「たくさん」という捉え方は、古くは19世紀のオーストラリアの原住民の言語とピタリと一致している。オーストラリアの原住民の言語数は三十くらいであるが、その数詞は4を超えることはなく、それを使っている種族は、数を数える基盤として、片手の指の数(5)の認識までもっていないのである。(基数詞は存在して序数詞は知られてない。)

このように「数は発達」であり、「言語は成長」と区別されるが、「成長と共に発達を促すような学習をすることが極めて大切である」ことがいえる。

幼児期の発達は段階が決まっているので過剰な学習は非常に危険である。さらにこの時期は「適量」と「適齢」にあった『教材・教具』を使用することが知識となり、この知識を使えば「学習量」が少なくても理解できるようになるのである。

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