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韓国の算数

韓国の数学教育は日本と非常に似ているといわれている。

そこで韓国の小学校1~3学年までの数学(韓国では算数を数学と呼ぶ)の内容を述べてみる。

●1学年

はじめて数を学習するので、数字の読み方や書き方をきちんと学ぶ。□を使用した式、2位数の加法・減法、時刻(時、分)100までの数の配列表から規則を探すこと等を学習する。ただし、加法・減法は、常に筆算と対応づけて学習する。計算練習、反復学習にかける時間が多く、問題数も多い。計算のスピードはかなり早くなるようである。

●2学年

3位数の加法・減法、48÷8などの簡単な除法、基本的な平面図形、立体図形の構成、分数の理解、表やグラフ、未知数を求めること等を学習する。平面図形は、いろいろな形を扱っており、日本よりも複雑である。問題数と筆算が多いのが目立つ。

●3学年

5位数までの数、4位数の加法・減法、時間、長さ、分数、小数の理解、棒グラフ等を学習する。重さの単元は、理科や社会科等の他教科との関連性や連帯性を強化するため、第4学年から3学年に移行された。日本では、3学年で「そろばん」を学習するが、韓国では、以前の教科書でそろばんを紹介していたが、現在の教科書では扱っていない。

今後、韓国では「数学の概念や理論を重視し、思考力や表現力、意思疎通力、活用力を伸ばし、問題解決能力を高める教育」へと大きく変わろうとしているように思われる。

日本の算数も「学習指導要領」が変わり、韓国と同じように「数学の概念や理論の重視」は同じである。

世の中の算数が変革し始めた中で、子どもたちに珠算をどう教えていくのか?これから珠算を背負っていく指導者の意識は非常に大切であるような気がする。

(参考文献 斉藤 昇 鳴門教育大学大学院教授 「海外の算数教科書」)

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