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計算の意味と仕組みを考える

『KIDSテキスト』の流れは、数→加法→減法を繰り返し学習することによって、自然に合成分解や加法・減法の意味が深まるようになっている。

例えば、2個のアメと3個のアメをたすことにより「加法の意味」や「計算の意味」が理解できるようになるし同時に「5の合成」の学習にもなる。

つまり、加法を「計算」と捉えるのではなく、「数観念に還元できる複合体」と捉えることが大切である。

また、加法は減法と可逆的な立場であることから、単独な計算でありながらお互いが関連し合っている。したがって、計算を教える時から「計算の意味」と「計算の仕方」を考えることは、減法の指導時に非常に重要な役割を果たすことになる。

従来の珠算は残念なことにその点が欠けているので、演算がどうしても独立してしまう。珠算が算数といえないのは、この「意味と仕組み」の欠如である。

算数がねらいとする計算とは、最終的には「数の抽象と形式化」であるが、そこまで辿りつくには、整数⇔加法⇔減法⇔乗法⇔除法・小数⇔加法⇔減法⇔乗法⇔除法のアプローチが必要となる。

今回、Yahooニュースを見て、保護者様からの問い合わせが相次いだが、「従来のそろばんではない、算数に役に立つそろばんを探していた」という声が一番多かった。

「計算=算数」

これは従来の珠算指導をする先生から見れば「虚像」かもしれない。

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