方向転換
朝、愛知県のO先生から次のメールを頂いた。
そろばん甲子園:今年限りで廃止…競技人口の減少止まらず
兵庫県小野市は28日、全国の高校生がそろばん競技を競う「全国高校珠算競技大会」(通称・そろばん甲子園)を、今年の第55回大会を最後に廃止すると発表した。競技人口の減少が止まらず、「今後参加者が集まりにくくなることは明らか」と判断した。
大会は1955年にスタート。阪神大震災のあった95年を除いて毎年開かれ、ピーク時の80年代後半~90年代前半には約90校から600人前後が参加した。しかし、その後は電卓の普及や商業高校の統廃合などで参加者が減少し、昨年は56校288人まで落ち込んでいた。
今年の大会は8月19日に小野市の市総合体育館で開かれ、59校300人が参加する。蓬莱務市長は「そろばんを普及させたいというわれわれの理想と現実とにギャップが生じた。もう行政が主催する時代ではない」と話している。
この内容については、私が再三話していることであるが、これからそろばんを普及させるには、従来の珠算の概念を崩さない限り、発展はあり得ないことだと思う。
自分の仕事には自信や誇りを持っていなければダメであるが、評価は他人がするものである。特に児童の評価は一番であると思う。
これから政治も経済も大きく変革しないと危ない時代である。「そろばん人気がじわり復活」と「競技大会廃止」という二つのニュースが、これからの方向性をはっきり物語っているような気がする。その点をよく考えて改革を進めるべきではないだろうか。
SSKCLUBの教育理念は、間違いなかったと思うこの頃である。
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