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数の構成

「SSKCLUBとともに」のブログに、数の構成が掲載されている。このブログは『テキスト』の構造を非常にわかり易く書いてあるので、参考にするとよいと思う。

http://with-sskclub.blog.ocn.ne.jp/blog/2009/05/index.html

数の構成には「構成的な大きさ」と「相対的な大きさ」の二つがあるが、算数はいずれ数学へ繋がって行くわけであるから、数の構成は整数より小数・分数が理解できなければ話にならない。最終的には整数も小数も分数に包含される。

今回の「新・学習指導要領」では、概数と見当づけの関連性を強調している。例えば、2.5×3の答えは、「2×3=6から3×3=9の範囲内にある」というような認識を問われる。

自分が二十歳頃、ガソリンスタンドで給油した時、バイト風の男性から「いくらになりますか?ぼく 計算ができないです。」と言われたことがあった。なんで質問に質問されなければならないのか!!ビックリした。

「5円です!」と言えばよかったかもしれない?「違うか!」

昔はコンピューターが無い時代だから、計算は暗算かそろばんしかなかった。したがって計算力は非常に大切であった。今は逆に消費者が大体の概算力がないと困る。日常生活では小数の世界までが必要となる。つまり珠算教育では『小数2』のような学習が大切となる。『小数2』は暗算で処理するテキストであるから『暗算テキスト』にもなる優れものである。

どうして「数の構成」が大切なのか?それは「小数の意味を理解させる」ためでもある。

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