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珠算式暗算

一般的に算数では「頭の中で計算をする」のが暗算で「紙に書いて計算をする」のが筆算であると定義づけられている。つまり、算数の暗算は「十の位から必ず計算する」という計算順序の拘りは低いのである。

仮に12+13の場合を例に挙げると、10の位から先に足す(10+10 2+3)方が、「およその数から答えが推理できるという」利点が含まれていることがわかる。

珠算は計算の順序や速さを意識しているが、算数では「計算の見積り」や「概算的な捉え方」を重視している。この違いを指導者側がしっかり把握していないと児童が算数で暗算力を活かすことが難しくなる。せっかく暗算を指導するならば算数で力を発揮できる暗算を考えた方がよい。

ところで珠算式暗算は、そろばん珠(数象)を使って計算をするが、それはそろばん珠を指で弾く(操作)ことから、自然に珠を頭の中に描くことができるようになるわけである。もし、おはじきを使って計算を覚えさせたならば、おはじきがイメージできるようになる。これがシェーマ(図)というものである。

昔、「水道方式」で、タイルを使って筆算(暗算大反対論)を教える教育がブームになった。タイルを使うことにより、児童はタイルをイメージしながら計算が理解できるようになった。やはり始めに教えたことはイメージになるので、珠算式暗算も算数的に作問した方が合理的であるということは言うまでもない。

『暗算テキスト』は、図の難易度を考えて作ったが、もう1点、合成分解の作問も『テキスト』と同じ配列で作成したテキストである。『暗算テキスト』自体は、実は珠算の導入テキストにも使える学習内容であるが、これは大変画期的なことである。1236

作った自分でも「むーん」と唸ったぞや!

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