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概数(2)

算数における概数の誤差には「絶対誤差と相対誤差」がある。これは加減・乗除(概算)にそれぞれ発生する誤差の正式名である。

そこで計算における誤差について述べてみる。

計算の誤差というのは、計算を何回でも試みれば真の値が得られるようになる。しかし、大きな数になればなるほど誤差は許されるようになる。例えば「日本の人口」はたえず変動している点から、真の値が得られないので概数でも構わない。また面積なども測量以外は概数で処理されている。このように大きな数になればなるほど概数がつきまとうようになる。もし真の値を求めるならば、人的なミスは極力避けたい。そうすると珠算の計算より機械で処理した計算の方がミスによる誤差は少なくなる。

むしろ計算に重点を置くより概数の意味や判断性を考えた方がよい。つまり、珠算の計算能力はそこそこあればよいということになる。珠算学習の端数処理は「概数の意味」「四捨五入の意味」は基本的には教えない。また概数どうしの計算である「概算」も省かれている。極論で述べれば「計算がいくら優れていても、式が間違っていればどうにもならい」ということである。「判断ミスによる誤差」もあることを理解すべきである。

『ABACUS10B(概数)』090411_112213090411_112303

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