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数える

1学年の算数では「120までの数を数えることができるようにする。」という目標がある。珠算では数えることより計算に重きを置いているから、計算の前に「数える」ことができない児童でも、計算を推し進めているような気がする。

そこで1学年の算数では「数える」能力について、次のことができなければならない。

① 数詞が唱えられる。(いち、に、さん・・・)

② 数詞とモノを1対1に対応ができる。(●●●●●● いち、に、さんと数詞をつけて数える・・・計数)

③↑最後の数詞が対応したもの全体の個数を表す(集合数)

④ 対応させた数詞がそのものの順序を表す(順序数)

⑤ 他のモノを加えたり、取り除いたりしなければ、数えたものを並び変えたり、まとめても、全体の個数は変わらないことを理解する(数の保存性)

⑥ 「何を数えればよいか」という、数える対象の分類力(助数詞の意味)

この能力が備わっていない1年生は合成分解の計算がまずできない。そろばんは計算器であるが、能力がない児童には計算器が逆に不便になる。

ところが珠算教育を算数的に捉えると、この不便さが大切な学習になる。この意味が分かる指導者と分からない指導者の差は非常に大きい。さて、具体的に説明できるだろうか?

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